ライブ会場・イベント会場・結婚式会場等で映像出し、VJ (Visual Jockey) や映像オペレーション、映像オペレーターを頼まれた時の必要な準備。
小さい会場、大きな会場、海外の会場でのVJ、イベント映像出し等。
経験で必要!となったものを紹介します。
Contents
イベント映像出しに必要な機材
まずは、必ず必要になる3項目!
ノートパソコン・タブレット
出力用のノートパソコン・タブレットです。これがないと始まりません。
ノートパソコンの場合はソフトが必要となります。
タブレットはアプリが必要となります。
必要スペックについて
パソコンソフト、アプリによって必要スペックが違います。
パソコンソフト、アプリのサイトの推奨スペックを確認することが必要です。
会場で映像を流すだけでしたら動画再生が可能なパソコンで大丈夫です。
VJ等の特殊な場合はある程度のスペックが必要となっていきます。
私の場合は Core i7-4700MQ メモリ16GB GTX765M
タブレットはiPad mini 4を使用しています。
ケーブルと変換アダプタ
ケーブルの種類は沢山ありますので、会場との事前確認をして準備しておく事が必要となります。
パソコンの種類によっては出力端子がない事もあります。
2016年以降のMacbookはUSB typeC のみなので変換アダプタが必要となります
iPadには出力用のアダプタも必要となりますがD-SubとHDMIと2種類しか販売されていないので、変換が必要となります。
まず、映像の出力端子がないPC・Macbook・タブレットはHDMI端子の変換アダプタを用意しましょう。
HDMI端子から他種類の変換ケーブルや端子が一番汎用性が高く沢山売られています。
パソコンソフト・アプリ
映像出しのソフトもアプリも様々ですが一部を挙げるとしたら
ノートパソコンで行う場合
【無料】
VLC Media Player
VJや細かい指示等、本格的にある場合は
【有料】
Resolume Avenue
VDMX(Macbook)
iPadアプリの場合
【有料】
100VJ
djay Pro
Touch ViZ
COLORCODE VJ
オーディオインターフェース(必要な方のみ)
Windowsのパソコンから映像と同時に音も出力する方は必要です。
Macbookの場合は大丈夫なのですがWindowsパソコンによっては音が割れてしまう経験がありました。
US-2×2
これを使用してから音が割れることはなくなりました。
冷却クーラー・扇風機
会場によっては暑かったり、熱気が凄かったりという事があります。
ノートパソコンの下にクーラーをかけたりすると良いです。
もし持ち込み可能な場合はサーキュレーターもおすすめです。
依頼者に会場(担当者)の連絡可否を確認。
会場内にある機材を確認する場合、会場に直接連絡するのが良いのですが。
委託している会社等の直接やりとりできない事情がある場合、イベント・ライブ会場は直接連絡して良いのか確認する必要があります。
まずは状況を把握して担当者と連携をとれるようにしておきましょう。
会場の担当者と連絡は可能かどうか
会場内の把握ができている担当者はいるか
現場のスタッフで詳しい人は誰なのか
会場・現場担当者に確認しておくこと
PC、タブレット配置場所と自分の場所
私の場合「設置場所はどこになりますか?」と確認してます。
会場によっては映像が見えない席やモニターから見る場合もあるので自分のいる場所を確認しておくことが大事です。
プロジェクターの有無
プロジェクターが有る場合
機種と品番を確認しておくことが大事です。
ライブ会場の場合は公式HPに機材リストから確認することも
可能ではありますが、情報が古い場合もあるので必ず確認してください。
確認が取れたら機種と品番からプロジェクターの会社ホームページを見ておくと良いでしょう。
使用可能な接続端子と投影する映像のアスペクト比16:9(4:3)の確認が出来るので確認しておきましょう。
プロジェクターが無い場合
会場によっては
- プロジェクター故障中でありません!
- 今ある機種が古くて使えません!
と言われる事があります。
上記のような事態や、何らかの状況でプロジェクターがない場合には
レンタルなのか、自分で用意するのか確認が必要です。
元々会場にプロジェクターが無い場合はスクリーンも基本的には無いです。
スクリーン又は白い布を準備する必要があります。
映像端子の種類
接続端子の種類を聞きます。
HDMI、D-Sub、SDI、RCA
PC端子の種類に合わない場合は変換アダプターを用意しましょう。
映像ケーブルとケーブルの長さ
PC配置スペース(PC・タブレット)からプロジェクター・スイッチャーまで
自分でケーブルを準備する必要があります。
プロジェクター・スイッチャー・までの距離を聞いておくと良いでしょう。
今までの経験で言うとスイッチャーであれば3mで足りています。
プロジェクターからの場合は現場でケーブルが用意されている場合が多いです。
電源の確保
PCの配置から近くにあれば問題ないですが、延長コードが必要な事もよくあります。
会場でレンタル可能な場合もありますので確認しておきましょう。
事前に会場に出向いて確認
可能であれば会場の下見に行くのが手っ取り早いです。
当日の心配も少なくなります。
可能であればPCを持参してプロジェクターとの動作チェックもしておくと良いでしょう。
以上となります。
また気づいた点等は追記していく予定なので参考になれば幸いです。